国家の役割 ― 2007/10/05 23:41

両手の感覚が麻痺し働けなくなった女性が、福祉事務所から生活保護申請書をもらえず自殺寸前まで追い込まれていたという出来事が北九州であった。
↓
http://www.asahi.com/national/update/1005/SEB200710040014.html

近頃、地方自治体は年金を横領し生活保護支給を制限し、要するに自分達の手元のお金を出来るだけ多くしようとしているようだ。

正に、国家の基本は収奪にあり、という訳だ。

人類の長い歴史を見れば、支配者が民衆から搾り取らずに栄えた例は無いといってよいだろう。民衆は富だけではなく、その肉体まで提供させられてきた。現に日本でも数十年前までは、国家が民衆の生活を極限まで切り詰めさせて戦争に突入し、それに飽き足らず国土を戦場にまでして、更には住民を戦闘にまで巻き込んで殺していた。最近その歴史を都合よく消し去ろうという動きが進行していたが、住民の強い反発を受けたばかりだ。

行政サービスという概念は人類の歴史の中では極めて新しいもので、脆弱なものだ。本質的に国が守るのは国民ではないということを忘れてはいけない。
Copyright © 苦楽険斗