KT Tunstall "Drastic Fantastic" ― 2007/10/16 21:59
新譜レヴューというには少し遅いかもしれないが、先月、満を持してリリースされた、KT・タンストールのセカンド・アルバムについて書く。
近年、音楽雑誌など全く読まなくなってしまったので、新しいアーティストの情報にすっかり疎くなってしまった。KTを知ったのは、テレビ朝日の『ベストヒットU.S.A.』である。「サドゥンリー・アイ・シー(Suddenly I See)」のPVを観て、面白い女性ロッカーが出てきたという印象を持った。その後何日か、妙にその曲が心に残っていたので、試しにアルバムを買ってみた。「試し」に買うというのも乱暴な話だが、要するに一種の賭けである。
漠然としていたものが確信に変わった。久々に、本当の意味で、書いて歌うことのできるミュージシャンが出てきたと思った。間違いなく彼女は、十年に一人出てくるかどうかという才能の持ち主である。その卓越したソング・ライティングのセンスに加えて、自己の作品をきちんと掘り下げることのできる洞察力、そして表現力と文句のつけようがない。
セカンド・アルバムが出ると知って、即購入した。一聴した感想は、サクッと直球勝負に出たか、というものだった。よりオープンな雰囲気で、短めの曲で畳み掛けてくる。40分に満たないアルバムなので、尚更そう感じたのかもしれない。だが、聴き込んでくると、少し印象が変わった。
純粋な新曲は少ないようだが、やはりソング・ライティングの上手さが際立っている。弾き語り+α、といった感じもあった前作に比べると、バンド・サウンドが板についてきているが、曲中ギター・ソロなどは無い。要するに歌だけで勝負している訳で、とにかく展開が上手く、飽きさせない。メロディーの良さも特筆すべき点だ。個人的には6曲目「ホープレス(Hopeless)」をベスト・トラックに挙げておく。9曲目「ビューティー・オブ・アンサーテンティー(Beauty Of Uncertainty)」は新境地ともいうべき曲調で、今後のスケール・アップを予感させる。
少しあっさりしている感じは残るが、アーティストとして順調に成長している様子が伺え、好盤である。とにかく、KT・タンストールからは、当分目が離せそうに無い。
近年、音楽雑誌など全く読まなくなってしまったので、新しいアーティストの情報にすっかり疎くなってしまった。KTを知ったのは、テレビ朝日の『ベストヒットU.S.A.』である。「サドゥンリー・アイ・シー(Suddenly I See)」のPVを観て、面白い女性ロッカーが出てきたという印象を持った。その後何日か、妙にその曲が心に残っていたので、試しにアルバムを買ってみた。「試し」に買うというのも乱暴な話だが、要するに一種の賭けである。
漠然としていたものが確信に変わった。久々に、本当の意味で、書いて歌うことのできるミュージシャンが出てきたと思った。間違いなく彼女は、十年に一人出てくるかどうかという才能の持ち主である。その卓越したソング・ライティングのセンスに加えて、自己の作品をきちんと掘り下げることのできる洞察力、そして表現力と文句のつけようがない。
セカンド・アルバムが出ると知って、即購入した。一聴した感想は、サクッと直球勝負に出たか、というものだった。よりオープンな雰囲気で、短めの曲で畳み掛けてくる。40分に満たないアルバムなので、尚更そう感じたのかもしれない。だが、聴き込んでくると、少し印象が変わった。
純粋な新曲は少ないようだが、やはりソング・ライティングの上手さが際立っている。弾き語り+α、といった感じもあった前作に比べると、バンド・サウンドが板についてきているが、曲中ギター・ソロなどは無い。要するに歌だけで勝負している訳で、とにかく展開が上手く、飽きさせない。メロディーの良さも特筆すべき点だ。個人的には6曲目「ホープレス(Hopeless)」をベスト・トラックに挙げておく。9曲目「ビューティー・オブ・アンサーテンティー(Beauty Of Uncertainty)」は新境地ともいうべき曲調で、今後のスケール・アップを予感させる。
少しあっさりしている感じは残るが、アーティストとして順調に成長している様子が伺え、好盤である。とにかく、KT・タンストールからは、当分目が離せそうに無い。
最近のコメント